この記事を読んでほしい人

  • 今の自分に自信が持てない人
  • 将来上手く生きていけるか不安な人

 

 

 

・名言

「あれだけ間違えてきたのに、あれだけ傷ついてきたのに、「無駄だった」なんて思えないんです。僕にとっては…ぜんぶ必要なことでした」…(東京喰種・金木研)

・概要

…個人的にとても共感しました。金木研がリゼという女性と話をする中で言う言葉です。金木は物語の始めに喰種であるリゼと出会ったことで、普通の人間としての生活から喰種として人間を食らう生活へと金木の人生が変わり始めます。その変化の中で戸惑い、悩む金木ですが、それらもすべて必要なものだったというのがこの発言の意味です。

・考察

…仕事で失敗したとき、怒られてクヨクヨしたりまた失敗しないかと不安に思い悩んでいると「なんで自分はこんなに弱いんだ」とネガティブになることが多々あります。そしてそれは、強い人は悩みなど持たず何事も自信を持って取り組んで見えているからだと思います。しかし成功だけがその人を形作るわけでなく、失敗をして傷ついたり苦しんだ経験が自分を強くするのだと思います。

例えば、頭のいい人を見ていると「どうせ何もしてなくても授業受けてるだけでなんでも覚えちゃうんだろ。」と思ってしまい、自分が放課後教科書の復習をしたりするのがアホらしく感じるときがあるのではないでしょうか?私の友人にも最難関レベルの大学に主席で受かった秀才がいましたが、1年生の終わり頃に勉強記録用アプリを入れたときに衝撃を受けました。普段は休み時間も友達と話しててそんなに勉強をしている感じのない彼が、休日は毎日10時間以上勉強をしていたのです!そのときに、「完璧に見える人ほど努力や苦労をしているんだ」と理解できたおかげで今でも苦労することをポシティブに捉えることができています。失敗や苦労は「クヨクヨするもの」ではなく「必要なもの」なのです。

・活かし方

…このセリフは失敗や苦労という一見ネガティブなものにも、意味があると教えてくれることでポシティブなものにしてくれます。僕自身、高校時代は人の目を気にしすぎたり誰からも嫌われないようにしたせいで、病みかけたこともありました。しかし、だからこそ徐々に「人の目よりも自分のプリンシプル(信念)を大切にしよう」と思えるようになり人生の役に立っていると思います。ただ失敗から学ぼうとする姿勢がなければ強くはなれないとも思います。今困難に直面しているみなさんも、できないことに直面することで「できるようになりたい」と徐々に心から思えるようになり、そこから行動に繋がることで強くなれる、と思います