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 名言

名言の概要

考察

活かし方

 

 名言

「まあしかし長い人生何かを失うコトは常につきまとうもの…捨てなければそれでいいんじゃ。失ったものは再び不思議と見つかったりもするが、捨てた物は再び不思議と拾えた例えがない。」…(るろうに剣心

 

概要

・これは主人公の剣心について、とある老人が語るときのセリフです。剣心はかつて人切りとして様々な人間を暗殺してきた経緯があり、剣心への復讐に燃える人が多く現れます。その中で剣心自身大切なものを失っていき、これ以上身近な人へ危害が及び失うことがないよう身をくらませてしまいます。

考察

このセリフは「捨てる」と「失う」の対比であることが分かります。私が感じたことは「捨てる」というのは対象との関係性(人との仲の良さ・目標や夢)を当然だと思った上で、自ら関係を絶つこと。「失う」は対象との関係性に有難さを感じた上で、自らの意思とは関係なく関係が絶たれること。例えば夢を掴む人は、目標に近ずくためなら何事も最後までやり遂げると思います。イチローさんだって試合前のルーティーンを何十年も続け面倒くさいからと言って止めることはなかったし、ソフトバンクグループ会長の孫正義さんもアメリカの大学に留学中は1日3時間ほどの睡眠以外は食事中であっても教科書を読んでいたと言います。何十年の中で1回くらいやらなくてもいいやと思ったり1日の中でちょっと漫画読んで休もうと思ったりせず、決して妥協しない。この「妥協をするかしないか」が「捨てる」と「失う」の違いだと思います。

活かし方

生きていると「妥協してもしなくても変わらないだろ」と思ってしまうことが多くなってくると思います。しかし、「捨てる」と「失う」ことの違いが分かっていれば妥協をせず後悔の少ない人生を送ることに繋がるのではないでしょうか